うつ病を早く治す特効薬はありません。

まずうつ病に対する正しい認識と治療法を選択し、じっくりと向き合っていきましょう。

焦りは禁物です。

■隠れうつなど予備軍含め1000万人超。

うつ病が精神疾患・精神障害の1つであることは間違いありません。

しかしそのような括りや呼称を気にする必要はありません。

日本も米国と肩を並べるような“成果主義社会”になりましたから、誰でも精神疾患や障害をもつ可能性があります。

現在の日本では、うつ病患者と認められている数と同じくらい、うつ病予備軍の人がいると推定されています。

さらに“隠れうつ”と称される人もいて、それらを推計すると1000万人以上とされています。

恥ずかしいことではありません。

■認知行動療法で社会復帰を早める。

うつ病はそのほとんどの療法が投薬治療ですが、社会復帰を積極的にめざすのであれば、「認知行動療法」を受けることをおすすめします。

これは自分自身の症状を自覚したり、認知力を向上させたりするためのグループ療法で、同病の人の話を聞くことで、社会復帰の可能性が早まるとも言われているものです。

ただし人の中に自分をさらけ出すことに強い抵抗がある人にはおすすめできません。

またクリニック専門医の紹介状が必要です。

■自分を認める事が大切。

うつ病治療は焦ったからといって良い結果はでません。

そのような焦りもうつ病を重症化させるストレスとなります。

早道は自分を許してあげることです。

一概にすべてのうつ病患者がそうとは言えませんが、多くのうつ病患者は、自分の失態を責めたり後悔したりといったことの積み重ねが発生源になっています。

原因がわかっているなら、その環境や心理状態から自分を解放してあげることが大事です。

自分を許す、あるいは認めてあげることで薬にはできない回復力をみせることがあります。